QRコードのフォーマット

ちょっとQRコードのフォーマットについて書いてみます。かなり長いので興味のある方だけどうぞ(^^;
DoCoMoフォーマットとかVodafoneフォーマットとか言っていますが、別にQRコードのフォーマットが異なっている訳ではありません
QRコードのフォーマットはJIS規格のJISX0510で定められていて共通となっています
＃見てみたいという方はここで検索してみてください

DoCoMoとVodafoneで異なっているのはQRコードにメールのデータをどのような形式でデータを埋め込むかです
DoCoMoフォーマットは
MATMSG:
TO:宛先;
SUB:タイトル;
BODY:本文;
;
と書きます。（実際には改行はありません）太字の部分が決められている部分です
コロンやセミコロンが特殊な意味で使われているので、
＃たとえばセミコロンは各データの終端を表しています
本文中などに書く場合は\;のように前に\を付ける仕様となっています
QRMailではDoCoMoフォーマットを指定すると自動的に\を付加するので
ユーザの方は気にしなくてもかまいません

それに対してVodafoneフォーマットは
MAILTO:宛先
BODY:本文
SUBJECT:タイトル
となっています。宛先、本文、タイトルの一番後ろは改行となっています
だから、逆に本文中では改行は使えない仕様となっているのです(-_-;

ちなみにauは仕様を正式に公開していませんが、実験の結果
DoCoMoフォーマットでもVodafoneフォーマットでも読めることが判明しました
ただし一部怪しい動作をしています
本文中に(^^;汗と書くとQRMailが自動的に(^^\;汗に変換します
仕様から言うとこれは(^^;汗と読みとられるはずなのですが、なぜか(^^\;汗と読みとられます、、、
さらに実験してみると
データ　>　読みとり結果
(^^\;ase　>　(^^;ase
(^^\;汗　>　(^^\;汗
となっていることが分かりました。つまり特殊文字のあとに2バイト文字が来ると\が除去されずに残るようです
この現象はau側の問題なので対応は難しそうです。とりあえず特殊文字の後ろは半角スペースをいれれば回避できますが(-_-;

Posted at 01:07

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