今学期TAをしているApplied Gadgets, Sensors and Activity Recognition in HCIのクラスプロジェクトのサンプルとしてLaser Commandというゲームを作りました。8×8のMatrix LEDとArduinoを使うことと言う制限があって、それ以外は自由です。大抵の人はスイッチや可変抵抗を入力として使うのですが、TAとしてそれでは面白くないので、レーザポインタを入力として使ってみました。
Laser Command from Eiji Hayashi on Vimeo .
一つのLEDを光センサとして使うのは一般的なテクニックなのですが、Matrix LEDを光センサアレイとして使うためにはひとひねり必要になります。すでにやっている人はいるようですが、解説がどこにも見あたらなかったので、回路図、ソースコード込みで詳細もまとめてみました 。
作業時間的には
きちんとパッケージされたハードを作る>>>(超えられない壁)>>>>ブレッドボードで作る>>>ソースコードを書く
きれいなハードを作るのは大変だなぁ
4月 11th, 2010 | Category: コースワーク | Email This Post
| Leave a comment
2010年度のHCII PhD合格者が決まりました。
合格者は12人。残念ながら日本人は0。
今年は不況の関係で、全体的に競争率が上がっているらしいのですが、実際にいくつだったのかは不明です。
ちなみに去年は200倍だったらしいです。
2月 20th, 2010 | Category: 学校 | Email This Post
| Leave a comment
この週末ピッツバーグは大雪です。
全然雪のない状態から、二日間で60cmほど積もりました。
アパートの前は完全に真っ白。
More »
2月 8th, 2010 | Category: 日常 | Email This Post
| Leave a comment
週末にダウンタウンでミュージカルのCATSを見てきました。
木曜から日曜までの4日間のみの公演で、当初は行く予定はありませんでした。
でも、金曜あたりに”まだチケットが買えるよ”みたいなメールが劇場から来ていて、妻が行きたい行きたいと強く主張したので結局行ってきました。
私はCATSは2回目、妻は6回目ぐらいですが、アメリカに来てからは初のミュージカルです。
ミストフェリーズ役の方のダンスがちょっと残念な感じだったのに驚きましたが(一番ダンスで目立つ役なのに、、)フェッテでクルクル回る所で、”回転軸がずれている、どんどんスポットライトからはずれていっちゃうよ”という珍しいスリルも味わえました(^^;
かと思えば、カサンドラ役の方は一人だけずば抜けてダンスがうまかったりとか、、
クオリティは、まぁ値段相応(日本のチケットの1/2〜1/4程度の値段)という感じですが、それなりに楽しめました。
ちなみに英語は、ソロで歌っている時で5割程度、合唱の部分では1,2割程度しか分かりませんでした。やっぱり歌を聴き取るのは難しいです。
1月 31st, 2010 | Category: 日常 | Email This Post
| Leave a comment
CHI2010に論文が通らなかった(しかもかなりぎりぎりで通らなかった)のでしばらくやる気が低下していましたが、Spring Semesterも始まり、徐々に回復してきました。
さて、このセメスターは一つのCouseでTAをし、半期のMini Courseを二つ履修しています。
履修しているのは
Cognitive Perspective of HCI
Design Perspective of HCI
の二つで、どちらも論文を読んでディスカッションという形で授業が進みます。
以前に履修したComputer Science Perspective of HCIとSocial Perspective of HCIと併せてHCIの基礎となっている分野を学びます。
TA (Teaching Assistant)をしているのは
Applied Gadgets, Sensors and Activity Recognition in HCI
というCourseでArduino を使って実際にハードを作ってみようというCourseです。
Arduinoはかなり簡単にかつ素早くセンサからのデータの取得や、ちょっとしたハードの制御などが出来るプラットフォームで、HCIIではプロトタイピングによく使われています。日本でも購入可能なので興味のある人はさわってみてください。
さて、このCourseは一応Graduate Student向けなのですが、履修している生徒30人ほどの内、約半数がHCIのデザイン系Masterなので、電流、電圧、基本的な電子部品(ダイオードやコンデンサなど)といったかなり基本的なところからスタートしています。ただ、学期中に5個プロジェクト(3個は指定課題、2個は自由課題)をこなす必要があるという、非常にプロジェクト中心の授業なので人によってはかなり複雑なシステムも実装するのではないかと思います。
#授業中に明らかに暇そうにしている人が結構いるので、、、
私のTAとしての主な仕事は
週二回、一時間のOffice Hourを設けて学生の質問に答える
プロジェクトのサポート
プロジェクトの採点
です。今のところは一つ目のプロジェクトの課題が出たばかりなので、まだすることがほとんどないです。プロジェクトが本格化するとどうなるかは不明です。
ちなみに、一つ目の課題は
8×8のマトリックスLEDを使って何かゲームを作ってこい
ということです。今は比較的時間があるので私も何か作ってみようと思っています。
1月 26th, 2010 | Category: コースワーク | Email This Post
| Leave a comment
すでに一年と一ヶ月ほど経っていますが、PhDの一年目でどのぐらいの作業をしたのか紹介してみます。
私自身、一度日本で企業で研究者として働いてから退職し、アメリカのPhD Studentになったのですが、PhD Studentがどのぐらいの作業をこなしていく必要があるのか、さらにはそれが自分に可能か考える上で、データを探したことがあります。でも、少なくともその際は、こういうデータはほとんど見つからなかったので、同じようなデータを探している人の参考になれば幸いです。
研究
採択論文
Co-authored paper 1本 (Pervasive Computing 2009)
投稿中論文
First author 2本 (ACM SIGCHI 2010)
採択ポスター
First author 2本 (SOUPS 2009)
CMUのFacultyに聞いた感じでは、一概には言えないけれども、年に1本、full paperを1st tierの学会(HCIならCHI、セキュリティならIEEE Security and PrivacyやUSENIX)に通して、1,2本を2nd tire(Ubicomp, Pervasive, SOUPSなど)に通せば良い成果を出しているといえるようです。
(もちろん、論文の内容にもよるので、数や学会だけがすべてではありません)
読んだ論文の数: 403本
Papersで読んだ論文をすべて管理しているので、そこから本数を抽出。
授業のために読んだものと自分の研究目的のものが約半々です。Social Science系(1本あたり30ページぐらい)とCS系(1本あたり10ページぐらい)が約半々なので、ページ数だと約8000ページ。夏セメスターの間にあまり論文を読まなかったのでちょっと少なめになりました。
コースワーク
HCI Theory and Practice
Applied Research Method
Computer Science Perspective of HCI
Social Science Perspective of HCI
Applications of Cognitive Science
Communication Skills: Theory and Practice
Language and Culture for Teaching
上のリストは単位がついているもの。
下の二つはNon-native speaker向けの英語の授業です。これ以外に単位のついていないESLの授業も多数取りました。その結果、Native speakerのPhDより多くの時間をコースワークに割きました。
作業時間
78時間/週
2008/10/15〜22の間、15分毎に直前の15分間に何をしていたか1分単位で記録(e.g., web browsing9分、メール返信6分)
得られたデータからコースワークもしくは研究に関係する作業のみを抽出し集計。作業の合間に息抜きでwebを見て回った、友達とIMでチャットしていた、などの時間は作業時間に含まれていません。
そのため、作業時間の測定としては正確ですが、そもそも作業時間がデータを取ったときの状況や、データを取ること自体でバイアスされる(記録を取っていると遊びにくい)ので、あまり客観的なデータとは言えません。感覚的には年間通して一週間あたり70時間程度だと思います。
ただ、最近はMachine Learningの影響で80時間にかなり近づいていると思います。月だと280〜320時間ですね(TT
10月 26th, 2009 | Category: 学校 | Email This Post
| Leave a comment
Appleがマルチタッチ対応のMagic Mouseを発表していますが、こちらはMicrosoft Researchのマルチタッチマウス
YouTubeのコメントではMagic Mouseとの比較で酷評されていますが、こちらは研究目的で今のマウスの形に拘らずに、マルチタッチを加えるとどうなるかを考えたもの。一方、Magic Mouseは今のマウスにいかにうまくマルチタッチを加えるか考えたもの。そのため、両者を比較することにあまり意味はありません。
ちなみに、論文 はUIST2010でベストペーパーを取ってます。
10月 25th, 2009 | Category: 未分類 | Email This Post
| Leave a comment
今学期はUbiquitous ComputingとMachine Learningの授業を取っています
CMUのMachine Learningの授業はとても有名で、ほとんどの人が”是非取るべき”というのですが、
宿題は大変だけど 是非取るべき
とか
とんでもなく時間がかかるけど 是非取るべき
とか
作業量が狂ってるぐらい多いけど 是非取るべき
とか、あまり考えたくない枕がつきます
どれぐらいの作業量かと言うと、約3ヶ月の授業で、
試験: Midterm, Final Exam
Homework: 5回
プロジェクト: 中間報告、ポスター、最終レポート(論文形式8ページ)
授業: 週2回+補習1回
で、明日が一回目のHomeworkの締め切りなんですけど、私の書いたレポートは、25ページあります(ちなみに問題はこちら )
総計25時間ほどかかりました(TT
で、明日は2つめのHomeworkがでると、、、
Machine Learningは体系的に勉強してみたいと思っていたので、授業もHomeworkもすごく楽しいんですけど、自分の研究をする時間をどう確保するかが問題です
10月 4th, 2009 | Category: コースワーク | Email This Post
| Comments (4)
CHI 2010 にFull paperを2本投稿しました。
昨日締め切りだったんですけど、かなーりきつかったです、、、
CHIは正式名称がACM Conference on Human Factors in Computing SystemsでHCI系ではトップの学会です。
その分査読は厳しくてアクセプト率は約20%、CMU関係者が投稿した論文のなかだけで計算するとアクセプト率を計算すると約50%です。
もちろんブラインドでの査読なので、CMUの人が書いているからとかいう理由で率が高いのではなく、純粋に質が良いから通りやすいということです。
この後は、まず11月の始めにレビューの結果が返ってきて、それに対して反論が一度できます(rebuttalといいます)で、そのあと12月頃に最終結果がきまります。今回私は2本書いたので、単純に計算すると75%ぐらいの確立で少なくとも1本は通るということになりますが、どうなることやら。
ところでCHI2010のトップページにある一番左の写真、GBAかよ!古い!
9月 18th, 2009 | Category: セキュリティ , 学会 , 日常 , 研究 | Email This Post
| Comments (2)
今週から2009年度入学のPhD向けオリエンテーションが行われています。
ということは、私がCMUに入ってから一年経ったということです。なんだかあっという間に過ぎてしまったので、全く実感がありません。この調子だと、卒業までに5年(もしくは6年か7年)もあっという間に過ぎてしまうんでしょうねぇ。
再度気合いを入れて頑張ろう。
8月 17th, 2009 | Category: 学校 | Email This Post
| Leave a comment