« CEATEC2004(その2) | CEATEC2004(その3) | マジックスパイス行って来ました、、、 »

Wed October 6,2004

CEATEC2004(その3)

今回は珍しく初日に行ったものだから下調べが不十分で見落としたものが結構あったみたいです
やはり下調べをしっかりして三日目ぐらいに行くのが良いですね

とか思いつつ昨日書き損ねたネタ2つ

■可視光通信
LEDを高速で点滅させ、その点滅を光センサで拾って通信しようという技術

可視光通信デモ

デモでは、こんな感じで3人が楽器を演奏しています
光センサ付きのヘッドホンをかけて足下の3色の光のところに立つとそれぞれの楽器の音が、手前にちらっと移っている白い光の部分に入ると全部の音が可視光通信経由でヘッドホンから聞こえてきます

スペックは
通信速度 10Mbps
通信可能距離 10m
通信可能角度 光源から±10deg
ただし、距離と角度はLEDの性能で決まっているのでもっと高性能なものを使えば伸ばせるらしいです
電波と違って通信可能な範囲を絞ることができるのでまた違った利用法がありそう
#具体的なアプリケーションは?と聞かれるとなかなか思いつかないですが(^^;
信号機や車のランプ類のLEDを使ってITSに応用することも考えているそうです

参考リンク:可視光通信コンソーシアム

■UbiButton
ワイヤレスジャパン2004でも展示されていたUbiButton(ユビボタン)がここでも展示されていました

ゆびパッチンコントローラ

なんと自分で操作させてもらえます!
今回、個人的にはこれが一番面白かったです

これを腕時計のように腕につけて一定のリズムで指をたたくと家電を操作できます(動画:2.7MB)
奥にあるディスプレイがつき、動画メールが再生されます
一人で撮影したので左が切れているのはご容赦ください(^^;

仕組みとしては
・UbiButtonに加速度センサが内蔵されていて指をたたいた時の加速度変動を検出する
・加速度の変動パターンとあらかじめ登録されているパターン照合する
・パターンが一致した場合は赤外線でコマンドを家電に送信する
ということらしいです
コマンドの解釈はUbiButton側で行うので学習リモコンの機能と組み合わせると赤外線で操作できる製品はすべて操作できます
ただ、コマンド入力が結構シビアなので、余計なものがいろいろ動いてしまいそうです(^^;

将来的には携帯用のヘッドセットに搭載して、耳のあたりを軽くたたくことで携帯を操作できるようにすることを考えているそうです

Posted at 23:26

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://pam-ya.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/208